シリコン以外の刺激成分

まず、シリコンとノンシリコンの是非を問う前に、シリコンを使用していないノンシリコントリートメントに関して、少し考えていきましょう。
ノンシリコントリートメントは、シリコンを使用していないトリートメントです。
ただ、あくまでも「シリコンを使っていない」のであって、それがイコール「全て自然物で作られた商品」ではありません。
つまり、同じノンシリコントリートメントであっても、中には他の様々な人工物や刺激物を使用している商品もある可能性が否定できないという事です。

シリコンは人工物ではありますが、だからといって害悪ではありません。
メリットもあれば、デメリットもあるという類の物です。
そのため、シリコンを使用していない事が、イコール優れた商品になるという事でもないのです。
その逆もまた然り。
よって、シリコンだけに囚われていてはいけないというのが、ノンシリコントリートメントを利用する上で、最も重要な事といえます。

シリコン以外に、トリートメントで使用される刺激物の例を挙げてみましょう。
最も有名なのは、アルコールやエタノールです。
これらは汚れや臭いを落とすために良く使用されていますが、この成分もかなり毛髪への刺激が強いと言われています。
また、合成着色料も、人工物のひとつですね。
色味を良くするために使用されていますが、身体に良いとはいえません。

また、界面活性剤も、シャンプーだけでなくトリートメント等に使用されます。
この界面活性剤も、刺激が強い成分のひとつです。
もちろん、これは汚れを落とす等の効果があるため、必要な成分のひとつではありますが、「硫酸系」等の強い成分の場合は、その分刺激も大きくなります。

シリコン以外でも、頭の健康面、美容面に影響を強く与える成分がたくさんあるという事をまず頭に入れておきましょう。

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